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2009年9月

事務所名(屋号)を変更する

もちろん、もともとの「○○ ××税理士事務所」を変更することは出来ませんが、事務所名、屋号を変更する事は出来ます。たとえば税理士名で、一番多いのは「鈴木先生」です。鈴木先生は全国に千人以上いらっしゃいます。ですから屋号としても「鈴木税理士事務所」はもちろん、「鈴木会計事務所」「鈴木税務会計事務所」は、全国にたくさんあります。税理士名ベスト5は次いで「佐藤先生」「田中先生」「高橋先生」「渡辺先生」(多い順)です。中村先生、小林先生、山本先生、伊藤先生まで加えるとベスト9で、なんと全税理士の1割に相当します。

名前の話なので、変更のしようが無い話ですが、これだけ同じ名前の税理士事務所があるわけですから、顧問先がお客さんを紹介しようと先生のホームページを開いても、自分が頼んでいる税理士事務所が、どの事務所なのか、まったくわからなくなってしまいます。「すごく良い先生がいらっしゃいますので紹介しますよ。えーっと、**市の鈴木先生なんですけど...。検索してみますと...。えーっと この中の誰だったかなぁ」となってしまいます。

ですから「屋号」を変更しましょう。

ではどんな屋号がよいかというと「一般に無い名前」です。覚えにくいかもしれませんが、一度覚えてしまえば、忘れない名前がベストです。覚えやすい名前というのは覚えやすいのですが、忘れやすいという問題点もあります。意味が無くても良いのです。トヨタのHP「ガズー」や検索サイト「グーグル」「ヤフー」。どういうわけで、こういう名前が付いたのか知りませんが、一度覚えてしまうと忘れません。

- 注意すべき名称 -

・一考を要する名称
アルファベット3文字 「AAA」などは、一般企業にも多いため、忘れやすく混同されやすいと言えます。これならまだ、「AAAA」のようにアルファベット4文字の方がよいでしょう。

・一般名称が並んだ名称
たとえぱ、一般名称+コンサルタント、一般名称+マネージメント、一般名称+計算センターなどが、これに当てはまります。同じような名称が続くので、心地よく覚えやすい反面、あれっなんだっけ と言うことになりそうです。

・地域名を主軸とした名前
市や町のように、地域が狭い場合はよいのですが、「日本」「関東」「関西」「東海」のような広い地域に一般的に使われている名称が連結すると、事務所名が埋没してしまう可能性があります。ただ逆に、事務所が巨大ですでに有名な場合には有効な名称です。

とにかく「埋没しない」名称が良いと思います。できれば造語を創り出してしまうのが良いでしょう。企業でも「ハイテク・エレクトロニクス」や「日本電子部品工業」よりも「マネックス」「楽天」「ユニクロ」などのほうが、覚えにくい反面、忘れにくい名前といえるでしょう。


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適正な料金で最善をつくす


「顧問先へのサービスを、どこまでやればよいのかわからない」という先生もいらっしゃいます。顧問先の満足というものは、どこまでという「量」の問題ではありません。考えつく限り、すべてやるというのが顧問先満足です。前述したように、人件費も含めてコストがかかることは、はっきり顧問先へ伝えます。顧問先満足とは、お金を度外視して行うことではありません。「頂いた料金の範囲内で最善を尽くす」ということが、顧問先満足の基本的な考え方です。

要するに、顧問先満足とは「心遣い」なのです。顧問先は、「顧問料の割にやってくれる仕事が少ない」ということよりも、「心遣いが足りない」ということに腹を立てて不満に思う場合がほとんどです。社長に会えなかった場合には、こまめに「会社の調子はどうですか」と電話することでもいいですし、「こんな融資があるのですが、金利も安くて良いのではないでしょうか」と情報を提供する。社長の悩みや愚痴を聞いてあげる。どれも、お金がかからないことばかりです。

顧問先のために何をしてあげられるのか、と常に心を配る。それが顧問先満足につながるのです。先生も昔、好きな人には何かしてあげられることはないだろうか、と思い悩んだことがあるのではないですか。まず、社長が困っていることはないか、何かしてあげられることいだろうかということを、先回りして考えて行動することが、さらなる顧問先満足度の向上につながると思います。

なお、職員の方で、顧問先満足とはどういうことかについて、いまひとつピンと来ない人には、『シンガポール航空で見つけた―「思いやり」という世界で一番のサービス』(橋本 絵里子出版社: ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を読んでいただくと参考になるでしょう。顧問先満足とはどういったことを意味するのかが、実によくわかります。ほとんどが体験談なので、スムーズに読んでいただけると思います。もちろん、先生にもお勧めです。


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