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2008年9月

顧問料3万円が払えない会社はない。

会社を経営していて、顧問料2万円は払えるけど、3万円は払えないという会社はないわけです。結局その顧問料3万円が高いと思うから、もっと安くして欲しい。ということになるわけです。結局顧問料は見合う価値が提供されているかどうかなんです。つまり価格に見合っていないと思われてるからです。商品というものは価格があって、商品があるわけではありません。商品を気に入って、この価格なら、妥当だなと思うからお金を払うわけです。売れない理由が価格と言うのは、本当の理由ではないことが多い気しますです。

サービス内容によって価格設定を変えるという方法もあります。これなら値引きを要求されることもありません。また作業の終了に余裕を持ってもらえるならば顧問料を安くすると言う方法も考えられます。例えば試算表を持って行く日にちを翌月20日までなら顧問料は10%OFFにするといった方法もあるかもしれません。

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会計事務所間競争の幻想

業界の新聞、雑誌などで、会計事務所は競争社会に入った、淘汰の時代に入ったと書いてあります。しかしそれは本当なのでしょうか。隣の会計事務所の顧問先が増えたら、先生は悔しいですか。そんなことはありませんよね。辞書によると競争とは「同じ目的に向かって勝ち負けや優劣をきそいあうこと」とあります。ビジネスの世界での競争では、相手の勝ちはこちらの負けに直結しています。しかし会計事務所場合、そこでまで緊迫しているわけではありません、会計事務所間の競争というのは、実は幻想なんです。

では会計事務所は何もしなくて良いのでしょうか。いいえ違います、むしろ逆です。何年か後には必ず競争社会に入ります。競争社会に突入する前にスタートすれば誰でも勝てるのです。他の会計事務所がまだ競争状態になっていない時に、こちらはすでに走り出しているわけですから、負けるはずがありません。会計事務所業界が競争社会なったと気がついた時には、すでにもう遅いわけです。ですから、今、会計事務所は顧問先を獲得するべきです。

過去に戻れたら...という話をよく聞きます。昔、これほどまでに貸しビデオが大きな市場になるとは誰も予測していませんでした。当時、貸しビデオ屋はある程度お金があれば誰でもできるような商売でした。そういったこともあり小さな貸しビデオ屋が雨後の竹の子のように乱立しました。ただほとんどの貸しビデオ屋は、まあまあ儲かっているからいいやということと特別な競争も無かったということもあり、商売を大きくしようとはしなかったわけです。しかしその後多くの企業が参入し、競争社会社会に突入しました。そして淘汰が始まったのです。そして最初から貸しビデオ屋をどんどん拡大していくという発想を持った会社だけが生き残ったわけです。カラオケ屋、風呂屋なども同じ道をたどりました。

会計事務所が顧問先をドンドン増やすのは、競争が始まっていない「今」しかありません。

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顧客満足は加速する

顧客サービスはどこまでやればよいのか。ということを良く聞きます。顧客満足というものは、どこまでという「量」の問題ではなく、いつまでやるかという「時間」の問題です。ではどれだけの時間でしょうか。答えは「ずっと、一生、事務所が存在する限り」です。人間は環境に慣れてしまう生き物です。

昔を思い出してください。雨が降れば道路はぐちゃぐちゃ、停電もしょっちゅうありました。おいしい食べ物も昔は、そんなにあったわけではありません。昔は良かったという人もいますが、それはある一部分を切り取ってノスタルジー的によかったという記憶があるだけで、本当に昔に戻れたらどうしますか。と問われれば戻りたくないというのが本音の所ではないでしょうか。身体が便利に慣れてしまったのです。

顧客満足も同様です。私事になりますが、昔はコンピューターやソフトウエアを納品に行くとちょっとした計算が出来ただけで大喜びをされました。先生や職員の方から便利になったといわれ、売った僕自身もスゴクうれしかったことを覚えています。しかし、今や顧客の目が肥えてしまいました。ちょっとやそっと便利になっただけでは、みなさん喜んでくれません。

会計事務所の顧問先も同じです。他の事務所から移ってきたときには、先生に頼んで良かった。と感動してくれるかもしれません。しかしそれに慣れてしまうと顧客は「もっともっと」ということになります。つまり顧客満足には終わりがないのです。ですから常に改善していかなければならないのです。

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本音と建て前

人間はみんな良いことを言いたがります。
「会社を大きくしたい」
「社員はどんどん意見を言って欲しい」
「自計化を進めてリアルタイムに自社の状態を知りたい」
という希望。この希望にウソはありません。

しかし現実は
「自分がお金持ちになりたい」
「自分に意見する社員は嫌いだ」
「経理を自社でやるなんて面倒だ。」
となるわけです。

ある専用機メーカーで「会社をもっとよくするために社員の声を取り入れたい」という社長の意見で「目安箱」というものが社内に設置された。目安箱にはいちおう名前を書いて入れるのだが、自由な意見を上下関係なく幅広く聞きたいという社長の意向もあり、名前や部署の秘密は守る。というが言ったかは伝える必要はないというルールになった」

しかし目安箱に社長が怒るような内容を書いた人がいた。そこで社長は担当者に目安箱に入れた人間の名前を明らかにしろと目安箱の担当者に詰め寄った。しかし担当者はルールですから社長にも絶対に教えませんでした。それが現在のアックスコンサルティングの広瀬社長である。

結局のところ「本音」と「建前」というものがあります。本音の部分がわからずに、建前の部分を改善する提案をするのですから当然、社長は何もやりません。先生から見ると「あの社長は、やるといって全然やらない。言うこととやることが違う」となってしまうわけです。しかし社長の中では、まったくブレはないわけです。本音は違うのですから。作られた意見をまともに捉えるより、本当のところを改善する提案でないとならないわけです。

「社長!本当のことを言ってください。私は社長の味方です。どんなに恥ずかしいことでも言ってください。こんなこと言ったらバカにされるとか思わないでください」こう言い続けることによりだんだん社長の本音が聞こえてきます。本音の部分を改善しない限り顧客満足はありません。

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人は理想的な自分の話をする

書店には、自伝的な「成功本」がたくさん発刊されています。さまざまな苦労を乗り越えて、成功を勝ち取った人たちの本はたいへん貴重ですし勉強になります。

しかし私はこうした本を、信用する場合と信用しない場合があります。信用しないと言っても「嘘」が書いてある、といっているわけではありません。「ホント」が書かれていない可能性があるということです。信用しないには二つのポイントがあります。

第一は「著者が業界でまだ商売をしている場合」です。
もし私が会計事務所を営んでいて、売上UPを目指して顧問先をどんどん獲得しているときに、顧問先を獲得する方法を皆さんにお教えするでしょうか。まず本なんて書きませんし、こうしてブログを書くこともありません。またお教えするにしても肝心な「決め手」の部分は黙っていると思います。

第二は、理想的な自分の話をしてしまうことです。
海外の本で読みましたが、なぜ成功したのですかと多くの成功者に、インタビューを行ったところ「実はわからない」とか「たまたまラッキーだった」。という人がほとんどだったそうです。しかし成功本に「僕はラッキーだった。ココまで来たのは運が良かったんだ」と書いてしまったら本になりません。

また人はだれしも、美談を書きたいと思います。みんながなるほどという理由付けも欲しいと思います。また「ヤバイ」話は書けません。業界でリタイヤしていないかぎり、なんだあの時あんなことしてたのか。ひどい奴だなんて言われたくありません。実は、偽装してめちゃめちゃ稼いで成功したのかもしれません。しかしこれは書けませんよね。

そこでいろいろと考えるわけです。社員を大切にしたから成功したとか、お客様第一主義を貫いたとか。そんな理想的な自分の話を考えているうちに、いつのまにか自分までが、それを信じ込んでしまうわけです。

成功本には肝心な事が書かれていない。ということを頭に入れて読んでください。

私もコンピュータ業界の人たちには、いえないことも実はいろいろとあるわけです...。

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言うことを聞かない職員

先生方からいただく相談で多いのは、職員が言うことを聞かないということがあります。

これには二つの問題があります。一つは先生の問題です。先生が具体的に指示を与えていない可能性もあります。なんとなくこんな感じとか、抽象的な話は、職員の方は理解ができません。ですからわかりましたと返事はするものの、どうして良いかわからず実際には何も行われないということになります。先生がきちんやれといくら言っても直らないのは、そういった理由からです。きちんとしろは勉強のできない子供にできるようになれというのと同じ。具体的になにをどうするのか伝えない限り直りません。これこれしかじかをやりなさいと具体的に意味と内容を伝え、そして、期限を決めることです。期限を伝えられると職員は急に真剣になり、先生の話を聞いて行動を起こすはずです。

もう一つの問題は、職員の問題です。職員のやる気がなく、先生に反発する場合さえあります。とくに二代目の先生が、先代の時の職員に指示をする場合には、なかなか言うこと聞かないということがあるようです。その場合には仕方がありません。事務所を辞めてもらいます。先生のいう事を聞けないならすぐ辞めるべきです。普通の会社なら社長の指示に従わない社員なんてありえない話です。仕事に慣れた職員、仕事の出来る職員を手放すのは、辛いかもしれないせんが、きちんとした会計事務所するためには仕方がありません。こういった職員は、腐ったリンゴのようなものです。他の社員にそのやる気のなさが飛び火する前に、辞めてもらうことが必要です。

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本は自ら読まなければ身に付かない

私は前著で本を読んで、知識をつけるべきだとお話ししました。

先生の事務所でも職員の方が率先して本を読むという習慣をつけていただきたいと思っています。では、先生が気に入った本を職員に無理矢理、読ませれば良いかというとそういうわけではありません。本というものは、自らが読もうと思って読まない限り、身につかないからです。

ですから、この本と決めずに、職員が読みたい本を読ませることが重要です。どんな本でも読めば必ずレベルアップします。私の会社でも本は何を買ってもいいことになっています。もちろんその本代は会社で負担しています。お金がないから本が買えませんという言い訳を防ぐためです。

先生の事務所でも、こうした形で実践されてはいかがでしょうか。そして、何回も何回も職員に本を読め、本を読めと言い続けることが必要です。また、事務所の職員評価に本を読むという項目を入れても良いと思います。本を読まない人の評価を低くすれば、いやでも本を読まなければなりません。

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信用の最終形はブランド

信用がどんどん増していくと、最終的にはブランドになります。つまり信用の最終形は「ブランド」です。ですから自分の会計事務所をどうやってブランディングしていくか。それが究極の課題です。ブランディングされたものは、普通に売ってるものと違って「憧れ」です。ですから価格を高くすることができます。例えば、ベンツやロレックス、食べ物ですと関サバ関アジ、黒毛和牛など名前を聞いただけで、これは高いな良い物なんだなと感じるのではないでしょうか。

ブランドが一度できあがると、価格の決定権が、お客様からこちらに移ります。ブランドがない会計事務所の場合ですと価格競争が起こるわけです。特徴はなく、どこの会計事務所でもやってることを普通にやるならお客さんにとっては顧問料の安い方がよいわけです。近所のスーパーで売っているトマトやキュウリなら、特別なことがない限り、安い方が良いですよね。しかし産地直送品であるとか、無農薬野菜とか、そういったものは、新鮮だ、身体に良さそうだ。という考えが働き、高い値段をつけても売れるわけです。つまり消費者は、産地直送品、農薬野菜というブランドにお金を出すわけです。

では広告をドンドン出せば、認知度が高まりブランドが作れるかというというとそういうわけにもいきません。ブランドはお金では作れません。つまり、広告では作れないということです。ブランドとは、口コミでありイメージ、高い品質です。ですから長い年月を必要とします。

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即席!信用のつくり方

信用は、すぐにできるわけではありません。長い年月がかかってやっとできあがるものです。ですから開業してから、たいして年月のたっていない会計事務所が信用を築くのは大変難しい事です。しかし、信用というのは形があるわけではありませんし、ある一定のこれを超えると信用が増すといった基準があるわけでもありません。つまり信用は何となくという一面もあるわけです。つまり「見かけ」でどうにかできる部分もあるということです。ですから、人を騙すわけではありませんが、見かけをきちんとすることで、ある程度の信用を得ることは可能です。

たとえば、人を信用するのは、どういうときでしょうか。たとえば銀行や大きな会社に勤めているというだけで信用されることもあります。つまり大きい会社というの信用されやすいわけです。ですから、大きな会計事務所に見せかけることで、信用を得ることは可能ではないでしょうか。

大きく見せるには大きな会計事務所が、やってることをマネするのです。大きな会計事務所は、部署が分かれています。ですから小さな会計事務所でも、第一監査部、第二監査部のように分けると、大きな会計事務所に見えます。

大きな会計事務所に見えるための備品。

・すてきな封筒
・デザインの素敵な名刺
・社章
・ロゴマーク
・ホームページ

こうした備品やロゴマークなどを全て買ったとしても、十数万円です。十数万円で信用を買えるなら安いものです。ある会計事務所では、ブランドを統一するために職員の方にスーツを支給している会社もあります。

もちろんホームページも、きちんと作る必要があります。大きな会計事務所はきちんとしたホームページを持っています。事務所に来られない限り、事務所がどんなところにあっても、お客さんにはわかりません。ホームページで判断するしかないのです。

結局お客さんは見かけで判断してしまうわけです。きちんとした封筒。デザインの素敵な名刺、スーツにはロゴマークの入った社章。ホームページを見たら良くできたホームページだった。そういうことで、信用が増すわけです。ネクタイもせずに、よれよれのスーツを着て、月次監査に職員が訪問していたら、顧問先だって、ここは大した事務所では無いなと思うに違いありません。もちろん紹介がもらえるはずもありません。

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心地よさを演出するホームページ

TV通販の「ジャパネットたかた」は、メリットよりもイメージを演出するマーケティング戦略を行っているとコンサルの方々がおっしゃっています。

一般企業にいる「売れない営業の人」は大概「機能説明」だけを行います。

【機能説明】
・ここを操作するとこれが印刷されます。
・ココを押すとこちらが開きます。

もうちょっと営業レベルが上がると「メリット」を説明します。

【メリット】
・これが印刷されますから、今までの作業時間が短縮できます。
・こちらが開きますから掃除が簡単です。

ジャパネットたかたは、次のレベル「イメージ」です。

【イメージ】
・作業時間の短縮により、もっと充実した仕事ができます。
・掃除が楽ですから、毎日ウキウキとした気分でお洗濯ができます。

先生の事務所に頼んだら、どんな会社になるのか。

会計事務所のホームページにも、すばらしいイメージを伝えるようなホームページの作成が求められています。

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先生の人間性が伝わるホームページ

前にも書きましたが、会計事務所のホームページは、いつもおきまりの文言。お客様第一主義、事務所の理念etc...。

みなさんホームページを広告だと思っていませんか。

ホームページは「読み物」なんです。
ですから、先生の自伝みたいなものを載せてもよいわけです。

顧問先になってくれるパターンを考えてみてください。やはり紹介が多いですよね。顧問先はもちろん、昔の知り合いとか友人関係など。つまり「親しい」から紹介されるわけです。親しいから良くわかっているから紹介してくれるわけです。

しかしホームページを見る人は違います。見ず知らずの人です。まったく知らない人が顧問先になってくれるためには、何が必要なのか。それは理念でも事務所の沿革でもありません。親しみです。昔からの知り合いになったような気分にさせるホームページを作るにはどうしたらよいか。ホームページという一方通行の物をつかって、親しみを持ってもらうにはどうしたらよいか。

広告を読んで、親しみがわくということはありません。
ストーリーが必要なのです。

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なぜホームページに信用が必要なのか

商品には、じっくり考えて買う物と「まっいいか」で買う物があります。

その区分はドコにあるかといいますと私は3つあると考えています。

もちろん第一は「価格」です。
第二に「変化」。
第三は「比較」。

変化と比較は次回にお話しします。

税理士事務所の顧問料が激戦地(?)では、月額1万円、決算時10万円という事も珍しくはありません。「月1万円じゃあ、毎月訪問して月次決算するなんて安すぎてやってられないよ」という先生も多いと思います。しかし会社としては、これでも年間22万円支払うわけです。

弊社の会計ソフトのバージョンアップとサポート料金は全部ひっくるめて年間で7万円程度ですが、先生方の中にはもっと安くならないかなぁという方もいらっしゃいます。22万円ですと、この3倍です。

今、先生の顧問料の平均は月3万円、決算時30万円といったところでしょうか。これですと年間66万円です。5年間なら330万円です。だから社長たちは、税理士事務所の選択には、慎重になるわけです。

・親身になってくれる税理士事務所に頼みたい
・会社を良くしてくれる先生に頼みたい

ゆえにホームページには「信用」が必要なのです。

会えば先生がすばらしい人ということは、わかると思います。しかしホームページは一方通行です。いくら先生が優れていてもホームページからそれが伝わらなければ、「会う」という次のステップに進むことができません。

綺麗なホームページではなく、マーケティングの要素の入ったホームページを製作することは今後の顧問先戦略の鍵といえるでしょう。

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具体的でないアドバイスはアドバイスではない

先生方にはあまりいらっしゃいませんが、職員の中には具体的でないことをアドバイス(?)する方がいます。

「社長!このままでは借入金が多すぎます。」
「固定費が多すぎます。もっと会社を身軽にしないと」
「このままですと資金繰りがうまくいかなくなりますよ」

ここまではよいのですが。
社長が「ではどうすれば...」と返答しますと

「それは社長がよくお考えになることです」
「もっときちんと会社を経営してください」
「試算表を毎月きちんと確認してください」

これがアドバイスだと勘違いしている方がいらっしゃいます。

「神様への信心がたりないのです」
「ご先祖様を大切にしていますか」

私には、こうした言葉となんら変わりのないアドバイスのように聞こえてきます。社長としてはどうしたら良いのか。ベストでなくてもベターな方法は無いのか。を聞きたいわけです。

しかし具体的なアドバイスは何もなく、ただただ社長を叱責する職員の方もいらっしゃいます。

きちんと、「社員の**さんを解雇されたらいかがでしょうか」「**事業を辞めてしまった方がよいのでは」といった具体的な提案でなければ意味がありません。毎日遊んでいて仕事をしていない社長を除けば、社長の方が現状をよくわかっています。

批判をすることは簡単です。具体的なアドバイスでなければアドバイスでは無いことを認識する必要があります。

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時間はお金③

たとえばチラシの印刷を業者に依頼したとします。

A社は印刷代 5万円 納品1ヶ月後
B社は印刷代10万円 納品2週間後

どちらが安いのでしょうか?
単純にA社が安いという判断もあると思います。また納品が早ければ、早くお客さんにアクションを起こせるからB社の方が利益に繋がるからB社の方が安いという判断もあります。

早くアクションを起こせるので利益が早く上がる。キャッシュフローが増える。これは、すごく良い考え方です。しかし、やってみなければわからないことでもあります。

ここでもうひとつ頭に入れておかなければならないことがあります。それは時間です。前回、「時間=お金」というお話をしました。この計算式には職員の給与という経費が入っていません。では職員の給与も考慮してみましょう。

1ヶ月の職員給与を20万円とします。
この仕事以外には特別重要な物がないとします。

すると
A社は印刷代 5万円 納品1ヶ月後=職員給与20万円
B社は印刷代10万円 納品2週間後=職員給与10万円

つまり
A社に頼むと25万円のコスト
B社に頼むと20万円のコスト
となります。

何が言いたいのかといいますと、仕事は「スピード」ということです。効率よく、仕事を早くやることは事務所の利益に直結する大切なことです。いつまでもだらだら仕事をしている人は事務所にいるだけで、お金を使っていると言うことです。

仕事はとにかく、納期を決めて早くとにかく早く行う。利益が増えなくても1日早ければコストは削減され利益は増えます。しかも前述したように、早くアクションを起こせるので利益が早く上がるかもしれない。というおまけもあります。

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顧問先への訪問④

顧問先へ訪問しますと、出入りの業者さんや社長の友人、取引先の方とお会いすることがあると思います。すぐに顧問先になってくれるわけではありませんが、会計事務所はまず知り合いになるということが大切です。何年後かに顧問先になってくれるという確率はゼロではありません。百件に一件でも獲得できれば儲け物という感覚で取り組めば精神的にも楽です。

普通に名刺交換をするだけで結構です。
このタイミングで何かお渡したとしても捨てられてしまうだけですから。

むしろ名刺に凝った方がよいかもしれません。最近は、変わった名刺も多いようです。顔写真が入った物も多く見受けられますが、できればもう一歩先に行く、印象に残るような名刺を作られたらいかがでしょうか。

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行動目標と成果目標

「顧問先を**件増やす」という目標を立てる先生がいます。
これは成果目標です。

この目標に向かってがんばっていこう。という意味で成果目標は必要です。

目標にはもうひとつあります。
行動目標です。

成果目標
・テストで「100点」を取る
・税理士試験に合格する。

行動目標
・かけ算九九を覚える
・毎日10ページ問題を解く。

つまり
努力でできない物が「成果目標」
努力でできる物が「行動目標」
です。

成果目標というのは結果ですから、職員は「成果を出せ」と先生に言われ、朝から晩まですごく頑張ったとしても「良い結果」が出るかどうかはわかりません。しかし行動目標は努力でできる物です。職員ができないと言うことはありません。できないのは単純に努力が足らないからです。

会計事務所が、成功するには、成果目標と行動目標と一直線にする必要があります。行動目標をきちんと行えば成果目標が達成できるといった形です。

行動目標の条件は
・努力だけで達成できること
・期限を設ける
・数字で管理できる
ことです。

では行動目標の立て方の例を挙げてみます。ちなみに相手の都合によって変化することは行動目標になりませんので、悪い例も挙げてみます。

行動目標
○ 1ヶ月に5冊の本を読むこと。
○ 1ヶ月に事務所のチラシを100枚、ポスティングする。
× 毎月、全ての顧問先の社長に挨拶をする。
       ・・・・絶対に会えるとは限らない
× 1ヶ月間に紹介を3社もらうこと。
       ・・・・成果目標

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仕事と作業

職員に「これやっといて」というのは、どこの会計事務所でもよく見る光景です。

コピーとって、コレ送って
こういう「身体を使う」こと「作業」では、何も問題は起こりません。

ただ、
これ集計してね。とか
この文書をまとめておいて。
チラシをこんな感じで作って。

といった「頭」で何かしら考えなければならない物「仕事」については、必ず理由や意味を伝える必要があります。意味を教えないでもできる事は「作業」だけです。作業には意味はありません。宛名書きという「作業」なら、もくもくと宛名を書けばよいわけです。

「作業」と「仕事」はきちんと分けて考えなければなりません。

「作業」をずっとやらせれば作業自体のスキルは上がります。
でも「仕事」のスキルは上がりません。
「仕事」とは意味がわかって初めて身に付くスキルだからです。

たとえば新製品の案内を送るとしますと...

なぜ案内を送るのか、案内を送ることにより送付された人に、
どういう行動を取ってもらいたいのか。こういう「仕事」をやらせない
限り、作業が終わればそれで終わりです。

次の指示を待つ。ということになります。

仕事はいくつもの作業の集合体です。
仕事のスキルが上がらないと言うことは、作業と作業のつなぎ目がわかりません。
新しい発想もありません。改善もありません。

ですから、なぜその作業を行わなければならないのかがわからないので、
いちいち全てを何回も何回も伝える必要がでてきます。

社内の
「えーっ そういう意味じゃなかったのにぃ」
といった会話は、作業指示しかしないから来るわけです。

作業しか教えず、仕事を教えてこなかったにも関わらず「うちの職員はダメだ」と決めつけていませんか。作業と違って仕事を教えるのはすごく面倒なことはわかります。教えられる側、職員の頭のレベルにも問題があるかもしれません。

しかし、会計事務所内の「作業」を「仕事」へ進展させていかないといつまでたっても事務所は伸びませんし、先生の仕事も膨大なままです。いつまでたってもずっと平行線をたどる会計事務所の多くが、この作業と仕事の違いがわかっていないような気がいたします。

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時間はお金②

いきなりですが...
職員一人と1500万円のシステムはどちらの効率が高いですか?

職員の給与が年間300万円とするとコンピュータのシステムならほぼ同じ月額の支払い(5年リース)で、1500万円の物を買うことができます。前にパソコンソフトと作業効率のことを書きましたが、兎にも角にも会計事務所で一番高いのはJDLへの支払いでもなくTKCへの委託料でもありません。

人件費が一番高いということをわかっていただきたいのです。

先生方の中に「うちは職員が**名いる。」という自慢?をされる方がいらっしゃいますが、これはあまり意味がありません。職員の数=効率、顧問先数ではないからです。

ソフトやシステムというのは、こうして比較してみると本当にミニマムな物なのです。コスト削減に「鉛筆は短くなるまで使う」「コピー用紙の裏を使う」ということとほとんど変わりません。

職員を雇う必要性はドコにあるのかというと相手が人である場合です。

システムやソフトは
顧問先に訪問してくれませんし電話応対もダメです。
顧問先からの紹介ももらってきてくれません。
税務調査の立ち会いもできません。

しかし、それ以外の仕事、対人でなければならない仕事以外では
人間は必要ないのです。

自転車で北海道へ行く前に考えてみることを
おすすめいたします。

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信用されるホームページ

さてそもそも「信用」とはなんでしょうか。
辞書で調べてみると

1.人の言動や物事を間違いないとして、受け入れること。
2.間違いないとして受け入れられる、人や物事のもつ価値や評判。

です。
何かピンと来ましたか?

もうひとつのホームページとは「いかに信用してもらうか」に尽きるわけです。
・顧問契約の価格表
・サービス
・仕事内容
・地図
・事務所の理念
で終わっていませんか。

こういったものよりも重要な
・信用してもらうための「仕掛け」はありますか?
・信用を得るような「文書」は載っていますか?
・信用のおける第三者からの評価は掲載されていますか?

ちょっと考えてみてください。

追伸
今、自動的に信頼される「しくみ」を制作中です。

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ありがとうございました

昨日、関西からもどりました。

大阪 川口洋司先生
奈良 八木正宣先生

お忙しいところお時間を頂戴し、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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ホームページも2段階戦略

本※で、ホームページは2つ作った方がよいと書きました。詳細は書きませんでしたが、それは、

「顧問先予備軍を呼び込むためのサイト」
とそれを見て
「興味を持ってくれた顧問先予備軍をお客さんにするためのサイト」
です。

「顧問先予備軍を呼び込むためのサイト」は、内容重視、コンテンツ中心のサイトです。ヤフーやグーグルを使って、調べているうちにたどりつくサイトです。ですからこのサイトには文書をこれでもかというくらいに、作り込む必要があります。また顧問先予備軍を呼び込めるようなサイトにしなければなりません。ですから、税法について難しいことが書いてあるサイトではないということになります。

企業が検索するのはこういうものです。

たとえば...
資金調達会計人会
http://www.fa-ps.com/

こういったコンテンツにより、まず企業を引きつけます。
そして次に「信用」してもらう必要があります。
こんなイメージです。

「資金繰りどうしようかな。条件の良い融資や助成金はないかな...」。
と検索する。

「おやっ。こんなサイトがある!なるほどなるほど」
と納得する。

「ふぅーん。このサイトは誰が運営しているのかな」
とリンクをクリック。会計事務所自身のサイトへジャンプ。

「なんだかきちんとサポートしてくれそうな会計事務所だな」
とこんなイメージです。

信用されるホームページとは、どんなホームページでしょうか。

次回書きます。

※http://www.amazon.co.jp/dp/4756911781/

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時間はお金

九州から北海道へ行くとします。
行こうと思えば自転車でも車でも飛行機でも行けるわけです。

そのコストの考え方は人によって違います。

今、お金が無くて自転車しかない。だから自転車で行く。野宿しながら生活すればいいし。

という人もいれば
自転車で行ったら3ヶ月はかかる。その間の宿泊費を考えれば飛行機が一番得だ。という人もいます。

またまた
4人で行くので車なら交代で運転できる。ワゴン自動車の中で寝れば宿泊費もかからない。といって車で行く人もいるでしょう。

なるほど人によって考え方が違うなあと思われたかもしれません。

しかし、ここで見逃されているのが時間の概念です。
時間は「お金」なのです。

自転車に乗るならアルバイトをしてお金を貯めて飛行機に乗った方が早く着きます。
時間をお金で買うわけです。

この「時間はお金」という概念をもって、会計事務所の経営をすることが必要です。

会計事務所向けに書いてみますと...。

弥生会計で1人で8時間かかる仕訳の入力が
JDLやSSTなら7時間で出来ると仮定します。※
この人の時給は千円とします。
1年200日働いたとします。

こう考えると1年間にかかる人件費が20万円余分にかかります。5年間なら100万円です。つまり5年間にかかるソフト代が100万円未満ならJDLやSSTの方がトータルのコストは安くなり、100万円より高ければ弥生の方が安くなるわけです。

つまりコストというのは時間を抜きにしては考えられないと言うことです。

※本にも書いたように弥生がダメなわけではありません。方向性の違いです。企業が使う場合にはむしろ逆転現象が起こります。

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