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顧問先への訪問①

職員の方が毎月、顧問先へ訪問する際にはどうしたらよいのでしょうか。

まず一番大切なことは社長に会うことです。
社員の方と経理の打ち合わせ、伝票の整理など日常の作業だけの場合、別に社長に会う必要は無いかもしれません。

しかし、必ず社長とお話しします。社長が忙しそうであれば挨拶だけでも必ずします。

税理士事務所の仕事は、
「会社のために経理を行うこと」ではありません
「社長のために経理を行うこと」だと私は思っています。

社長が好き勝手にやってよいかというともちろん、法律の範囲内ならということにはなりますが。

中小企業の場合は社長が全てです。
社長のために経理をしているのに、社長に会わなければいったい何をしに行ったのかわかりません。

確かに嫌な社長もいると思います。
だからといってずっと会わないで済むわけではありません。

ある事務所の職員が、すぐ怒る社長のいる会社の担当を任されました。その人は社長に会いたくないのでいつも、アポイントをとるときに、社員の方に社長がいない日を確認してから訪問していたそうです。決算まで全く会わずにいたところ先方の社長から「今年は一回も来ていないんだから顧問料を返せ」と先生のところに電話があったそうです。

いくらきちんとやっていても社長が知らないところで、頑張っても評価されません。これが悲しい現実です。なにもやっていないのにパフォーマンスだけうまいという人も困りますが、顧問先に行ったときには「やってます」といった簡単なパフォーマンスは必要なのではないでしょうか。

信頼感というものは、会った回数に比例します。
しょっちゅう顔を出している人には、なにかしら親近感を持つ物です。

私がJDLにいた頃の話です。
担当がころころ変わる先生がいらっしゃいました。
聞くところ大変、わがままな先生らしく、先輩営業マンも尻込み。

ある日所長に呼ばれ、その先生の担当に僕が指名されました。
先生のところに行くと、JDLは殿様商売だとかいろいろと文句を言われました。私もこれこれはこうだからこうなっています。と普通に返答しました。その後、何回も何回もお伺いしました。別に謝りに行ったわけではなく、近所を通りかかったら顔を出していただけです。

僕にとっては別に嫌な先生でもなんでもなく、むしろ真っ当なことを言う先生でした。そして1年もたつと紹介をもらったり、事務所の経営のことなど、いろいろな相談を受けるようにさえなりました。

結局、以前の担当者は
1.嫌な先生だ
2.会いたくない。避ける。
3.コミュニケーションがとれていないためにトラブルが発生
4.さらに嫌な先生になる。
5.さらに会いたくなくなる。

こういう事だったのではないかと思います。

つづく


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